国税庁のポスターに『脱税は犯罪 脱税者は見つかる 査察官は見つける』という文言があります。
このポスターはあまりにもひどいですよね。
「人を見れば泥棒と思え」というのと同じで、確定申告をする国民に向かって「お前ら見つかるんだから不正はするな」というメッセージですよね。
そりゃ脱税する人もいるでしょう。だからと言ってこんなポスターを税務署に張り出しているというのですから驚きです。脱税などする人は一部の人で、多くの人はちゃんと納めているんですからね。
納税している私たちこそ財政的に国をささえていますよね。使い道に関しても国民のためになっているか発言する権利がある。諸外国では納税者の権利を明確にし納税者へのアドバイスをしているんです。
日本では納税者=主権者を見たら脱税していると思えと税務署の指導をしているんですねぇ。
国会でも立憲民主党の大西健介衆議院議員が、ポスターを示して「国税庁は裏金議員の中の脱税者を見つけてください。国民は国税庁に期待していると思います」と迫ったそうですね。
査察官は当然の職務として裏金議員の脱税を見つけなければ!!
多くの国民がこのポスターを見て良い気持ちはしないと思いますよ。国税庁の中でいろいろと議論して作ったと思うのですが、こんなポスター作っていいのかと疑問の声は出なかったのか不思議ですよね。
確定申告の準備をしていて、ポスターのことを思い出し怒りがこみ上げてきました(怒・怒・怒!!!)。
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